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研修の特徴 ここが違う!
この地域だからこそ積める経験がある!

同級生と差がつく2年間
教育経験豊富な指導医陣と圧倒的な臨床経験

魚沼基幹病院で研修を受けることの最大の魅力。それは、教育経験豊富な指導医陣による究極のOJT*にあります。

新潟大学で学生や研修医を多数指導した経験を持つ医師教員が各科に配置され、県外臨床研修病院で研修・教育経験がある指導医とともに直接指導を行います。

そして、県外からも指導医を招聘し、海外と結んでWebカンファレンスを行うなど、大学病院、臨床研修病院や海外臨床を融合した「いいとこ取り」研修が経験できます。

さらに、魚沼基幹病院の手術件数や出産件数は県内臨床研修病院の中でもトップクラス。したがって、各科ローテーションにおいても圧倒的な臨床経験が期待できるのです。

*OJT: オン・ザ・ジョブ トレーニング(on-the-job training)の略。現場で医療に従事しながら、実践的にトレーニングを行って学ぶこと。

 

これからの時代が求めるもの
総合診療マインドと超高齢社会に必要な臨床力

魚沼基幹病院で研修を受けることの最大のメリット。それは、真の臨床力を身につけるために考え抜かれたプログラムにあります。

超高齢社会では、治療も予防もフレイル対策が重要です。魚沼基幹病院では、認知症対策としての精神科とともに身体的フレイル対策としての整形外科は重要と考えており、1年目には内科、外科、産婦人科、小児科や精神科に加えて、整形外科もローテーションします。 そして、2年目。こうした準備のうえで救急科を回り、フレイル対策に必要な超急性期や急性期を経験して地域医療に向き合うのです。

さらに、総合診療マインドを持つために欠かせない「屋根瓦」指導。魚沼基幹病院は、内科専門研修で聖路加国際病院と、総合診療専門研修で東京慈恵会医科大学付属第三病院と連携しています。これらの病院から、内科ジェネラリスト感覚や総合診療マインドを持った専攻医が当院をローテーションすることで、臨床研修医の指導にもあたることになります。

 

推奨ローテーション

推奨ローテーション

1.1年目内科30~36週

総合診療(総合内科)6~12週+内科24週(消化器・循環器・呼吸器・腎膠原病・血液・脳神経 各4週)

2.2年目選択4~28週

研修医の希望に応じて、最大で28週の選択期間を設ける。内科系、外科系、病理診断科などのサブスペシャルティ科を選択し研修する。

また、多くの疾患や患者を経験したい場合は、複数の内科サブスペシャルティを組み合わせて研修することも可能である。例えば、内分泌・代謝内科と神経内科、あるいは腎臓内科と血液内科などを同時に研修することもできる。

 

 

研修医の1日 - 朝から当直まで -

1:Webカンファレンス

Webカンファレンス

朝8時から米国とWebで結び、研修医が担当患者さんのプレゼンテーションを行います。そして、入院患者さんの診断プロセスやマネジメントについて、ホスピタリストや指導医との間で教育的なディスカッションを行います。

2:救急カンファレンス

Webカンファレンスに続いて救急カンファレンスが行われます。前日に救急外来を受診し入院した患者さんの病状や治療方針について、救急科はもちろん、総合診療科(総合内科)や内科各分野、脳神経外科等の医師が集まって情報を共有します。超急性期を経た後に必要と考えられるチーム医療についても、ここで意見が交わされます。

3:外来診療

外来診療

外来診療研修では、総合診療科(総合内科)や内科各分野、さらには小児科や外科においても、指導医の下で実際の診療を経験し、入院診療との違いを理解しながら研修を行います。

4:病棟回診

患者さんの朝は、担当医である研修医の回診から始まります。特に内科研修中は、Webカンファレンスを前に病棟を回診して担当患者さんの状態を把握し、米国のホスピタリストや指導医とのディスカッションを経て、診療プランを立てます。

5:手術

手術

外科系診療科の研修では、研修医も診療チームの一員として手術に臨みます。研修期間における実績に応じて、基本的な処置から順次、手術手技に関する具体的な経験を積むことができます。

6:レジデントカンファレンス

レジデントカンファレンス

心電図や胸部レントゲン写真、さらには身体所見の取り方や治療ガイドラインなど、レジデントに必要な基本的知識や診療スキルに関するカンファレンスを定期的に実施しています。また、県外から招聘した指導医によるカンファレンスや英文論文等を通して学習するジャーナルクラブも実施しています。さらに、心臓二次救命処置のトレーニングとしてICLSコースも実施しています。

7:臨床病理カンファレンス

魚沼基幹病院では、不幸にして亡くなられた患者さんについて、可能な限り病理解剖をお願いしています。そして、その臨床経過と病理所見について整理を行い、診療を振り返り学ばせていただく「臨床病理カンファレンス」は、年2回実施しています。

8:救急診療/当直

救急診療/当直

研修医の1年目では、内科、外科、産婦人科、小児科、精神科と整形外科等を回ります。そして、こうしたベースをもとに、2年目では救急科をローテーションします。もちろん、その間にも当直で救急診療を経験します。そして、内科系・外科系当直医さらには救急科指導医の指導を受けながら診療に当たります。臨床研修では、病棟や外来と並び、救急診療や当直は重要なトレーニングアイテムになっています。ここでどれだけの診療経験と学習を重ねたか、それが研修の成否を決めると言っても過言ではありません。

9:各種研修会・検討会

各診療科の医師やコメディカルを講師として、院内で研修医向けのセミナーを定期的に開催しています。(「腹部超音波検査研修」「心エコーによる”POCUS”研修」「中心静脈カテーテル挿入ハンズオンセミナー」「感染対策研修」など)
また、当院では魚沼圏域の医療機関から紹介のあった症例について、紹介元や地域の先生方を交えた症例検討会を月に1度開催しており、研修医も参加し診療のディスカッションを行います。

各種研修会・検討会

 

病院紹介
圏域の医療機関と連携し、日常医療から
救急医療・高度医療まで、地域完結型医療を目指します。

魚沼基幹病院は新潟県魚沼圏域の地域医療再編に伴い、2015年6月に開院した病院です。

当院の許可病床数は454床で、総合診療科を持つ病院の入院病床としては県内最大規模です。

また、魚沼圏域の中核病院として、地域救命救急センター及び地域周産期母子医療センターの指定を受けており、年間約2,600台の救急搬送を受け入れています。

開院当初から各領域の専門医による低侵襲治療を進めており、外科系診療科による低侵襲手術のみならず、内科系診療科による内視鏡治療やカテーテル治療、放射線治療など、多数の診療科による低侵襲治療を提供しています。

2021年3月、地域がん診療連携拠点病院に指定されました。がん治療体制を更に充実し、魚沼圏域のがん医療の中心的な役割を果たしていきます。

 

稼働病床数:416床(令和4年4月現在)

 

項目 H28年度 H29年度 H30年度 R元年度 R2年度 R3年度
概要            
外来総患者数 176,734 187,092 193,113 201,597 187,598 195,335
 1日平均患者数 727.3 766.7 791.4 839.9 772.0 807.17
入院延患者数 96,360 95,423 90,727 101,223 95,523 98,032
全科 手術総数 8,504 8,846 9,178 9,531 9,026 9,366
 うち手術室 3,825 4,169 4,281 4,409 4,094 4,494
救急医療            
救急件数 8,370 8,367 8,594 9,213 6,909 7,724
 救急車受入患者数 2,186 2,302 2,221 2,638 2,392 2,660
 三次救急相当の受入患者数 836 789 726 786 544 678
 ドクターヘリ受入件数(他病院からの紹介) 36 51 51 68 40 41
産婦人科・周産期医療            
分娩件数 782 721 677 613 584 498
 帝王切開術 125 120 125 101 113 93
NICU・GCU利用実人数 99 102 77 80 81 62
 新生児搬送の受入件数 8 12 9 7 9 12
がん医療            
悪性腫瘍の手術件数 398 382 453 398 388 368
がんに係る化学療法のべ患者数 1,506 1,775 2,346 2,316 2,740 2,721
放射線治療のべ患者数 ※集計方法の変更に伴いR元年度より掲載 223 199 249

 

大学または他院からの臨床研修医受入状況

基幹型臨床研修病院 H28年度 H29年度 H30年度 R元年度 R2年度 R3年度
新潟大学医歯学総合病院 6 4 5 5 3 1
県立十日町病院   1 1 1 2 2
長岡中央総合病院     1   1  
県立中央病院       2    
合計 6 5 7 8 6 3

 

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